経済 アベクロノミクスの経緯(その24)―「新たなリーマンショック招く黒田金融緩和」(大手町太郎氏) 2013年6月25日 対米独立・東アジア重視・中国民主化を訴える国際派で日本の真の保守の理論誌「月刊日本」の最新号である2013年7月号に、金融ジャーナリストの大手町太郎氏が執筆した「新たなリーマンショックを招く黒田金融緩和」と題する警世の論... 村野 太郎
国際情勢 国際情勢 「世界株安でも底堅い日本株 ドル高など3つの支え」(日経)は投資家を騙すたぐいの主張 2013年6月22日 日経新聞社は同社のサイトで「世界株安でも底堅い日本株 ドル高など3つの支え」と主張しているが、これは善良な投資家をだます類の「論説」である。... 村野 太郎
経済 国際情勢 米国FRB、量的金融緩和に効き目がないことを悟る(その2) 2013年6月21日 米国連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的金融緩和「政策」の縮小を打ち出したのは、雇用統計(ただし、実態は既に紹介したように分子の完全失業者に対して、分母の就業者+職探しを行なっている働く意思のある失業者が、... 村野 太郎
国際情勢 米国FRB、量的金融緩和に効き目がないことを悟る(その1) 2013年6月20日 ヘリコプター・ベンの異名を取る米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長がFOMC後の定例記者会見で量的金融緩和策について、今後の経済指標次第で「年内に証券購入ペースを緩めるのが適切」と語った。市場では量的緩和縮小に... 村野 太郎
社会 アベクロノミクスの経緯(その23)ー新宿ドスパラ店閉店に「大役」 2013年6月18日 パソコンパーツ専門店の老舗であるDOS/Vパラダイス(通称ドスパラ)の新宿店が2013年07月15日をもって閉店することになった。本日確認してきた。さまざまな理由があるが、アベクロノミクスによる円安誘導「政策」で、パーツ... 村野 太郎
政治 アベクロノミクス(その22)―「成長戦略」古臭い「経済縮小戦略」 2013年6月17日 安倍晋三首相が期待している三本の矢のうち、「成長戦略」なるものは新自由主義に基づく「成長戦略」をよりひどくしたもので、「経済縮小戦略」である。内閣官房長官の菅 義偉 (すが よしひで)氏が黒幕。... 村野 太郎
経済 憲法 アベクロノミクス(その21)―憲法違反で「禁断」の金融「政策」 2013年6月15日 今週の相場は乱高下の荒れた展開になった。終末金曜日は、米国の連邦準備制度理事会(FRB)による量的金融緩和終息(結果的に、金融引締めへの転換)への観測が後退して、平均株価(今後、日経平均と呼ばないことにします)は反発した... 村野 太郎
政治 植草一秀 トップ政経アナリストの一人、植草一秀氏が「アベノリスク」を緊急出版 2013年6月13日 野村総合研究所主席研究員、早稲田大学大学院教授などを歴任し、日本のトップ政経アナリストの一人である植草一秀氏が「アベノリスク」を2013年07月に緊急出版される。ブログからさわりを引用させていただく。... 村野 太郎
経済 札割れ アベクロノミクスの経緯(その20)―「マネー資本主義の最後の鐘がなる」 2013年6月11日 現在、もっとも注目すべき経済指標は長期金利である。長期金利が急騰すれば国債価格は暴落、つれて、株価の暴落と円の暴落が生じるからである。黒田東彦日銀総裁の最大の眼目は長期金利の急騰を抑えることであるが、日銀には短期金利をコ... 村野 太郎
経済 物価 アベクロノミクスの経緯(その19)―デフレ大不況からの脱却に程遠い景気の現状 2013年6月10日 本日2013年06月10日に今年第一・四半期の国内総生産(GDP)第二次改定値が一見、良さそうに見えたこともあって、平均株価はそれなりの上昇をした。しかし、1997年度以来の恐慌型デフレ大不況からの脱却には程遠いのが現状... 村野 太郎
国際情勢 アベクロノミクスの経緯(その18)―米議会、日本の円安誘導を許さず 2013年6月10日 産経新聞社が珍しく、環太平洋連携協定(TPP)に対する警戒記事をサイトに掲載している。通商政策に権限のある米国の議会が「日本の円安誘導政策(近隣窮乏化政策)」は決して容認しないとの姿勢を明らかにした記事だ。参考になるので... 村野 太郎
最新の重要トピック アベクロノミクスの経緯(番外編)―現実無視の空理空論 2013年6月9日 アベクロノミクスの番外編として、アベクロノミクスが論理実証的な理論とはほど遠い「空理空論」であることを紹介しておきたい。... 村野 太郎
経済 政策提言 アベクロノミクスの推移(その17)―異常に増える日銀当座預金残高(加筆) 2013年6月8日 日銀当座預金残高が異常に増えている。これは、量的緩和政策を維持するために日銀が法定準備預金率を上回る当座預金に対して0.1%もの金利を金融機関に与えているためだ。日銀の収益はすべて国庫に入ることになっているが、それだけ日... 村野 太郎
最新の重要トピック アベクロノミクスの経過(その16)―かなり正解だった白川方明前日銀総裁の離任発言 2013年6月8日 学者肌の白川方明前日銀総裁は、経済音痴の安倍晋三首相に辞任させられたが、同前総裁離任時の記者会見での発言は、現時点で評価するとかなり正解だった。... 村野 太郎
政治 アベクロノミクスの推移(その15)―「三本の矢」、ブーメランと化し日本直撃(加筆) 2013年6月7日 アベクロノミクスの三本の矢はすべて折れた。というより、ブーメランとなり日本のますます経済社会を悪化させている。対米自立を願った昭和の妖怪・岸信介祖の真意を事自己の責任分担で把握できなかった安倍晋三首相は即刻退陣すべきであ... 村野 太郎
経済 アベクロノミクスの推移(その14)―破綻が次第に鮮明に 2013年6月4日 5月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数が市場予想に反して低下したことから、QE3の終息見通しが後退、米国の金利が低下した。このため、日米金利差縮小の見通しから、円が1ドル=98円台後半まで上昇、円安... 村野 太郎